新型コロナウイルス感染対策をしたら居酒屋は潰れるしかない

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は東京や大阪などの都市部を除けば解除された。
解除後の飲食店の新型コロナウイルス対策というのがものすごく厳しい。
これではとても居酒屋などの飲食店の経営は成り立たないだろう。
賑わいが戻ることは、これでは全く無理だ。
そもそも、大前提として2m以上、人と人との間隔をとる、ということが基本。
これは、やっているとすぐに分かるが、スカスカな空間の使い方しかできないのだ。
賑わうというのは、そういうものではないだろう。
乾杯もだめ!
乾杯.jpg
Yahoo!より、
繁華街は久々のにぎわい 緊急事態宣言解除、初の週末
5/16(土) 20:37配信 熊本日日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00000009-kumanichi-l43
記事より、
 熊本県内は16日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除されて初めての週末を迎えた。熊本市中央区の中心繁華街では、マスク姿の家族連れや買い物客らが行き交い、久々ににぎわいを見せていた。

 下通アーケード街で日用品を扱う三国屋本店の長田健造店長(42)は「緊急事態宣言は解除されたが、新型コロナの問題が解決した訳ではない。みんなが安心して買い物できるようになるには、しばらくかかるのだろう」と気を引き締める。人通りは1週間前に比べ、2~3割増えたが、通常の通行量には程遠いという。

 テークアウトや弁当を販売する飲食店が目立つ。沖縄居酒屋「島うた大ちゃん」は先週から夜の営業を再開したが、客足は伸び悩んでいるという。女性店員(40)は「お客さんに来てもらいたいけれど、気軽に呼び掛けにくい」と複雑な心境を漏らした。

 団体職員の田尻智美さん(48)=同市西区=は「しばらくの間は感染予防に気を付けて生活します。今日も用事を済ませたら、すぐに帰りたい」と話した。(澤本麻里子)

ということで、外出禁止というようなことからは賑わいと言えるのかもしれないが、店内という意味ではほぼ無理だろう。
実際に、政府は作らずに業界団体に作らせたガイドラインというのは以下。

食堂、レストラン、喫茶店等 一般社団法人 日本フードサービス協会 ガイドライン(PDF : 367KB)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/attach/pdf/ncv_guideline-29.pdf
この内容がなかなかすさまじい。

客としてお店に入ったらということで、一部を抜粋してみる。

3.お客様の安全
1) 入店時
• 店舗入口には、発熱や咳など異常が認められる場合は店内飲食をお断りさせていただく旨を掲示する。また、店舗入口や 手洗い場所には、手指消毒用に消毒液(消毒用アルコール等)を用意する。
• 店舗入口及び店内に、食事中以外はマスクの着用をお願いする旨掲示する。
• 飛沫感染・接触感染を防止するために十分な間隔をとることが重要であることをお客様に理解してもらい、店内が混み合う場合は入店を制限する。
• 店内飲食やテイクアウトで順番待ちをする場合は、各人ができるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空けるように誘導する(床に間隔を示すテープを貼るなど)。
• 順番待ちが店外に及ぶ場合は、従業員が間隔を保つように誘導するか、または整理券の発行等により行列を作らない方法
を工夫する。
2) 客席へのご案内
• テーブルは、飛沫感染予防のためにパーティションで区切るか、できるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空けて横並び で座れるように配置を工夫し、カウンター席は密着しないように適度なスペースを空ける。
• 真正面の配置を避けるか、またはテーブル上に区切りのパーティション(アクリル板等)を設けるなど工夫する。
• 少人数の家族、介助者が同席する高齢者・乳幼児・障害者等対面を希望する場合は、可能としてもよいが、他グループとの相席は避ける。
• グループ間の安全を確保するために、他のグループとはできるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空け、会話は控えめにし、BGM を聞くなどを勧めることを検討する。
3) テーブルサービスとカウンターサービス
• テーブルサービスで注文を受けるときは、お客様の側面に立ち、可能な範囲で間隔を保つ。
• お客様が入れ替わる都度、テーブル・カウンターを消毒する。
• カウンターサービスは、可能な範囲で従業員とカウンター席との間隔を保つ。
• カウンターで注文を受けるときはお客様の正面に立たないように注意する。
• カウンターでは、お客様と従業員の会話の程度に応じ、従業員のマスク着用のほか、仕切りの設置など工夫する。
• 大皿は避けて、料理は個々に提供する、従業員等が取り分けるなど工夫する。
• お客様同士のお酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けるよう、業態に応じ、掲示等により注意喚起する。
• 個室を使用する場合は、十分な換気を行う。
4) 会計処理
• 食券を販売している店舗は、券売機を定期的に消毒する。
• 会計処理に当たる場合は、可能であれば、電子マネー等の非接触型決済を導入する。現金、クレジットカード等の受け渡
しが発生する場合には、手渡しで受け取らず、コイントレイ(キャッシュトレイ)などを使用する。また、コイントレイ
は定期的に消毒する、会計の都度手指を消毒するなど工夫する。
• 飛沫を防止するために、レジとお客様の間にアクリル板等の仕切りを設置するなど工夫する。

ここにあるように、要するに、
・入店時には、
 • 店舗入口及び店内では、客は食事中以外はマスク着用
 • 十分な間隔をとることが重要なので店内が混み合う場合は入店を制限

・客席では、
• テーブルは、対面はだめで、飛沫感染予防のためにパーティション、もしくは、2m(最低1m)以上の間隔を空けて横並び で座れるように配置
グループ間の安全を確保するために、他のグループとはできるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空ける
•会話は控えめにし、BGM を聞くなどを勧める

ということで、居酒屋では会話ではなくBGMを聴く場所だという。
全く、新しい生活様式なのだ。
もはや居酒屋ではない。これなら、オンライン飲み会でもしていた方が相手の顔がはっきり見えるだけ飲み会らしい雰囲気が出せるというものだ。
そもそも、2mの間隔を取るなどしたら、飲食店、居酒屋は席数が少なくなってしまって経営的に全く成り立たないのは明白。
非常に無理があるガイドラインなのだ。

それでも店をしようということで実施している飲食店等の賑わい(賑わうほど賑わっていないが)に対して、「気の緩み」と切って捨てる西村大臣。
正気の沙汰とは思えない。

したがって、
「緊急事態宣言解除でも乾杯もできない居酒屋はガラガラで店を閉じるしかない状況!」
とリライトするのが適切だろう。
担当大臣は実態を全く理解していないようだ。
不安倍増。

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