台風19号の死者を分析すると自宅での垂直避難=2階で寝ようということの重要性が見えてきた!

毎日新聞のへぼ記者の分析記事。
内容としては論旨が台風での死者を増やすような記事になっており、大きな問題だ。
今回の台風19号での特徴は屋外で亡くなった人が多かったこと。これが約半数。
そして、昨年度の倉敷市の真備町でも同様だが、自宅の1階で亡くなった方が多かったことだ。
今回、繰り返しNHKなどで叫ばれていた垂直避難。
これは、自宅に留まった場合には、2階への垂直避難の徹底が死者を減らすということで、促されたもの。
それが今回の教訓だ。
自宅に居て逃げ遅れたからとどんどん屋外避難を呼びかけるような誘導は極端に言えば殺人と同じ。

数字を見れば明らかで、
亡くなった際の状況が判明した64人をもとに分類をすると、

屋外で死亡37人
 うち車のなか17人
   その他20人で18人は川の近くなどで発見された
   パナマ船籍の船の転覆が7人

住宅内で死亡27人
 うち17人が浸水
   10人が土砂崩れ


ということであり、約6割が屋外で亡くなっている。
船での事故を除いても5割は屋外、しかも、不要不急の外出だと思われるものだ。
つまり、車での外出(避難)も含めて、大雨の中で屋外に外出しないことが重要というのが教訓。
そして、家の中の17人の浸水の多くは1階で亡くなっている。
もちろん一部平家であれば避難するしかないが、基本的には2階に予め避難していたら助かっただろうケースが多く報告されている。
これは家のなかに留まりつつも2階への垂直避難できたということだ。
家の中で亡くなった10名は土砂災害なので山や崖の近くだからこれは明らかな逃げ遅れであり、住んでいる人はその地形が危険だということは承知しているだろうから、何があるか分からないと事前に避難するしかない。

従って、土砂崩れの恐れのあるところは事前に避難して逃げ遅れないようにする。
基本は、無闇に屋外に避難すると死ぬリスクが高く、2階に垂直避難をすることが最も簡単にリスクを下げることができる。
つまり2階で寝よう、備えようというのが、現実的な命を守る行為ということだ。
きちんと数字をみるとそういう結論になる。
2階へ.jpg
Yahoo!より、
台風19号 住宅内で4割死亡 車で移動中は3割 避難の遅れ深刻
10/17(木) 21:25配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000102-mai-soci
記事より、
被災した家屋から使えそうなものを運び出す人たち=長野市穂保で2019年10月17日午後2時45分、小川昌宏撮影
 台風19号による死者77人のうち、亡くなった際の状況が判明した64人を毎日新聞が分析したところ、住宅内で水や土砂に襲われ死亡したのは27人で4割超を占めた。また、少なくとも3割近い17人が車での移動中に死亡していた。総務省消防庁によると、19号の通過中、最大で9都県の210万人(13日午後1時時点)に避難指示が出されたが、台風接近前の避難の大切さを物語っている。

 自治体や警察への取材を基に毎日新聞が分析した。住宅内で死亡した27人のうち17人が浸水で、10人が土砂崩れで亡くなった。27人中23人が60歳以上だった。

 福島県いわき市では、86~100歳の5人が住宅内で溺死した。堤防が決壊した川から約300メートル先の平屋に住んでいた関根治さん(86)は足腰が弱く、妻がベッド上に引き上げようとしたが泥水にのまれた。住宅の浸水による死者が相次いだのは同県本宮市4人、宮城県丸森町2人で、河川の堤防が決壊した自治体だった。

 一方、車で移動中に死亡した17人の中には、小学生2人や30~50代の5人が含まれ、比較的年齢層が若かった。相模原市の串川で軽自動車に乗った一家4人が流されたほか、宮城県蔵王町では、川に落ちている車から平間孝男さん(61)の遺体が見つかった。溺れたことによる窒息死だという。静岡大防災総合センターの牛山素行教授(災害情報学)は「車は少しの浸水で流されたり水圧でドアが開かなかったりする。災害時に外に出る危険性は徒歩と変わらない」と指摘する。

 屋外で遺体が見つかったのは20人で、うち18人は氾濫した川の周辺や河川敷、用水路や橋の上に倒れていた。福島県郡山市では川の周辺で母親(36)と男児(7)が遺体で見つかり、男児の兄(10)は行方不明。車も見つかり、車外に投げ出された可能性もある。

 残る13人のうち、7人は遺体が川崎市沖合で沈没したパナマ船籍の貨物船から見つかった。6人は死亡状況が不明で被害が深刻な福島、宮城両県の住民だった。

従って、
「台風19号 屋外で半数以上が死亡、2階への垂直避難の重要性が明らかに」
とリライトするのが適切だろう。
中途半端な避難だけを促す記事を書いて世の中を混乱させ、下手をすれば人の命を奪うようなことがあってはいけない。

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